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いまごろ、アイドルたちの間では 楽曲の思い出話に花が咲いているだろう…… |
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P | アイドルたちに想いを馳せる |
地方営業帰り、アイドルショップ…… | |
七海 | おお〜! 琴歌さんもくじ引き一本釣りなのれす〜! |
琴歌 | はい、引けましたわ♪ どうぞ、マキノさん♪ |
マキノ | あ、ありがとう。角度、力加減、回転速度、計算して 何度も回したはず……。諦めようかと思っていたのに……。 琴歌が女神に見えるわ……。 |
七海 | 七海たちのご当地グッズ、みんな引けてよかったれすね♪ 遠くの海でのお仕事も、どんどん増えていくのれす。 進め、未来地図!『Let’s Sail Away!!!』なのれす! |
琴歌 | うふふっ。CDも、ついに発売されましたわね。 私、真っ先に自分で買いにまいりましたの♪ お店で見て、感動に浸りましたわ……。 |
七海 | セレブレーションな海近くの会場でも披露しましたね! とっても緊張しましたけど……お魚へんの 漢字をいっぱい、手に書いて食べたのを覚えてるのれす! |
七海 | あのときは事前レッスンしてても、まだまだ不安だったから、 3人でも自主練したのも楽しかったれすね。 いい思い出なのれす〜! |
マキノ | 3人で集まれる時間がなかなか取れなくて、 朝イチ……10時に集合したのよね。 夜型の私にはけっこう……。 |
七海 | 10時はお昼じゃないれす? |
琴歌 | ステージに立つ前日にも自主練を行いましたわね。 直前までどうしても、動きが揃わなくって。 |
琴歌 | スタッフ様方も遅くまで残って付き合ってくださって、 親身になっていただいて…… 本当に、あたたかな心地がしました。素敵な現場だと。 |
マキノ | そうね。それに…… このメンバーで歌えて、本当に良かった。 そう、心から思うわ。 |
七海 | ふたりも、まだまだしゃべりたりないれすよね? 今頃きっと、みんなは事務所でわっしょいしているのれす。 七海たちも頑張って合流して、いっしょにおしゃべりしませんか? |
琴歌 | ふふっ。もちろんですわ♪ 私たちの思い出は、始まりのこの曲だけではありませんもの。 |
マキノ | これまで聴いてきた仲間達の曲。 ステージで歌わせてもらった素敵な曲。 これまでの全てが、いまに繋がっているものね。 |
ロケ中 ハイキング | |
薫 | ……それからね! かおるの1番は、やっぱり…… みんなで歌った『ハイファイ☆デイズ』! |
みりあ | あーっ、みりあも『ハイファイ☆デイズ』! LIVEで歌うといっつも楽しくなりすぎちゃう! あとあと、最初のレコーディングも楽しかった!薫ちゃんは? |
薫 | かおるはねー、おうたをもらったとき、 おさんぽみたいな曲かなーって思ってたんだ。 けど、かっこいい楽器がいっぱいでびっくりしたの! |
千枝 | 千枝は「もっと元気に明るく」って何度もエラい人に言われて。 でも、先に録ってたみりあちゃんの真似をしてみようって思って、 マネっこしながら頑張ってみったら、うまくできたんです! |
みりあ | ほんと〜っ? うれしいな、うれしいなっ♪ みりあはね、いつもどおり楽しく元気にやったよ! |
ネネ | ふふっ。私も大好きですよ、『ハイファイ☆デイズ』。 みんなが歌うのを聞いていると、とっても元気が出るんです。 |
若葉 | 小さいファンの子たちからも、人気ですよね〜。 みりあちゃんや薫ちゃん、千枝ちゃんみたいになりたい、 ステージで歌いたいってお便りをもらいますもんね〜♪ |
みりあ | 私たちの歌、たくさんの人が聴いてくれてるよねっ! CDが出たときもね、10枚ぐらい買ってくれてる人も見たの! いっぱい売れて、会社さんからエラい人がほめられたんだって! |
晴 | なるほどなー。 オレたちといえば……やっぱ『ドレミファクトリー!』か。 みんなで、でっかいドームで歌ったよな!気持ちよかったぜ! |
みりあ 千枝 薫 |
歌ったー! 歌いましたっ! 歌ったー! |
小春 | 晴ちゃん、センターで かっこよかったです〜! |
舞 | とっても頼りになりました! 私たちのことも引っ張ってくれて! |
晴 | へへっ、まーな。 あんときゃ、みんなでいろいろ意見を出しあったっけ。 全員のフォーメーションをどうするか、とかさ。 |
晴 | この曲は、最初のCDで歌ったメンバーだけじゃなくて、 チーム全部、みんなの歌だってオレは思ってるからな。 そこんとこ、オレなりにこだわってるつもりだぜ! |
みりあ | ん〜、もっとおしゃべりしたくなってきちゃった〜。 みりあ、まだまだお話ししたい曲、い〜っぱいあるよ! |
亜里沙 | ふふっ。じゃあ、お話しできるように、なんとかしましょうか。 プロデューサーくんに連絡して、と……♪ |
空港 仕事帰り | |
つかさ | じゃ、このスキマ時間でブレストといくか。 議題は、アタシら3人の曲……『Brand new!』についてだ。 プレゼンに自信のあるヤツは? |
あかり | はいっ♪ 私たちの思い出話、可愛く包装して、リボンをかけて、 プロデューサーさんに届けちゃいましょうっ! ついでに山形りんごも添えて……。 |
あきら | あかりチャン、プレゼントじゃなくって、プレゼン。 そーだなぁ……曲をもらってから、期待されてるのもわかったし、 いろんな人にいっぱい注目されて。アガったよね。 |
あかり | 私、『Brand new!』を聴いてるとき、いつも ふたりの「君まで届け」の「け」の下がり具合に、 ドキッとしちゃうんご〜♪ |
あきら | アニバーサリーの配信番組で、3人で歌った時とか? 事務所のみんなも、周りで踊ってくれて、嬉しかったな。 ……ってこれ、プレゼンっていうか「#思い出話」じゃない? |
つかさ | 思い出話でいいんだよ。生きた言葉に価値があるんだ。 んで、アニバーサリーの次は、ニューイヤーLIVEか。 あのときも、注目度はハンパなかったな。 |
あかり | 前よりももっといいLIVEをしなきゃって、緊張してて……! でも本番になったら、思った以上に緊張しなかったですっ。 楽しかった記憶しかないなぁ〜♪ |
あきら | あかりチャン、そういうトコ、すごいよね。 そういえば、リハであかりチャンが頑張ってたの、伝わってたよ。 2回目にやったときは、もうできあがっているのがわかったし。 |
あかり | あはっ♪ 照れるんご〜。 |
あきら | 自分も、練習はたくさんしたな。自分のパート、「#1・2・3」って 高いとこあるんで。そこ、いつも身がまえちゃって。 つかさサンは? |
つかさ | アタシは考えたよ。考えに考えて、分析した。 アイドルとしての自分……JKギャル社長アイドル、 桐生つかさはこうだろ、ってな。 |
あきら | さすが。 自分が最高の商品って言ってる、つかさサンらしいな。 |
つかさ | まーな。さて、この話、レポートにして送り付けてもいいけど…… やっぱ、重要案件はフェイストゥフェイスで アプローチしないとな。行くか。 |
すべてのアイドルに、大切な一曲がある。 それを受け取ったアイドル、これから受け取るアイドル。 始まる物語は、これからもっと輝きを増していく…… |
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すべてが、ひとつひとつの思い出として、 きらめいている…… |