Leave it to us!
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z | - |
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あやめ | ふぅ……このあとはしばらく、余裕がありますね。 どこかで休憩でもしますか。 |
あかり | あやめちゃん! お疲れさま〜! |
あやめ | あかり殿、それにナターリア殿も。 調子はいかがですか? |
ナターリア | エヘヘ、カンペキ! ナターリアたちのモチツキ、みんなに喜んでもらえたゾ♪ |
ナターリア | それからファンのみんなと記念撮影して、 リンゴローとダンスして、楽しかったナ〜♪ |
あかり | お客さんにも喜んでもらえたっぽいし、 りんごの波が来てるかも!? あはっ♪ |
あやめ | それは何よりです♪イベントも順調ですし、 このままどんどん盛り上げていきたいですね。 |
あやめ | たくさんの人がいて、誰もが楽しそうに笑っている。 こんなに賑やかなお正月を迎えられるとは、わたくしも感無量です♪ |
ナターリア | 準備は大変だったケド、ガンバってよかったナ! みんなもきっと同じ気持ちダ! |
あやめ | おや? あの子は……。 |
あかり | ん、あやめちゃん? |
男の子 | …………。 |
あやめ | どうしたんでしょう、あの男の子。 ひとりぼっちみたいですが……。 |
ナターリア | もしかして、迷子カナ? 声かけてミヨー! |
あかり | わぁ、待ってくださいっ、ナターリアちゃんっ。 |
ナターリア | コンニチハ! オマツリ、楽しんでくれてるカナ? |
男の子 | えっ? あ、こんにちは……。 な、なんでしょうか。 |
あかり | えーと……すいません、いきなり声かけちゃって。 もしかして、迷子になっちゃってたりしませんか? |
男の子 | い、いえ、迷子じゃないです。 大丈夫ですから。 |
あやめ | そうですか。 何かあったら、近くにいる大人の人に言ってくださいね。 |
あやめ | ……むむむ、心配ですね。 辺りをキョロキョロしてましたし、 誰かとはぐれたように見えるのですが。 |
あかり | もしかして、遠慮しちゃってるんじゃ? 迷子だけどそう言えないっていうか。 |
ナターリア | エンリョ? 迷子なのにカ? |
あかり | ちっちゃい子って、たまにそういうことありません? 大ごとにしちゃうのが怖くて、困ってても言い出せないとか。 |
ナターリア | えっと、ホントは困ってるってコト? なら助けてあげなきゃダ! |
あかり | ですね! せっかくのお正月なんだから、楽しい思い出になるように! |
あやめ | ならばわたくしたちが、一肌脱ぐしかありませんね。 それでこそ、アイドル! |
ナターリア | マカセロー! でも、何すればいいカナ? |
あやめ | ひとまずわたくしが、急いで本部まで行ってきましょう。 窓口に誰か来ているかもしれません。 |
あやめ | おふたりはあの子を見ていてあげてください。 居場所がわかれば大丈夫なはずです。 |
あかり | わかりましたっ。 こっちは様子見てますからっ。 |
数分後 | |
あかり | …………。 |
ナターリア | ……アカリ? 見てるだけでいいのカ? |
あかり | だって、話しかけたらまたビックリさせちゃうかな〜って。 |
ナターリア | きっとダイジョーブだヨ! エヘヘ、ナターリアたちとお話シヨー! |
男の子 | えっ、さ、さっきのお姉さんたち? |
あかり | ぐ、グイグイいきますね! あの、怪しいものじゃないですよ。 私たち、アイドルです、一応! |
男の子 | あっ、はい……。 わかります、見たことあるから。 |
あかり | あ、そう? あはは、ちょっと照れるんごぉ〜♪ |
あかり | じゃあ……お近づきの印に、これあげちゃいます。 りんごろうさんのぬいぐるみなんですけど。 |
男の子 | あ、ありがとうございます。 ……ちょっと目つきが怖いですね、これ。 |
ナターリア | いいナー、アカリ。 ナターリアも、いいプレゼントないカナー。 |
あかり | んん、ちょっと待って。 あやめちゃんから連絡が…… |
あかり | ……あっ。お父さんっぽい人、見つかったみたい? どこかで待ち合わせして、連れてきてって! |
ナターリア | おー。さすがアヤメだナ♪ じゃあ、迷子の窓口に行ったらいいのカ? |
男の子 | …………? えっと、どうかしましたか? |
あかり | ……そうだっ。せっかくのお正月ですし、 みんなで一緒にあたたまりませんか? |
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